マイホームの購入は、人生において最も大きな買い物の一つです。
そのため、マイホーム購入における資金計画の立て方は非常に重要度の高い作業です。
そこで今回は、マイホーム購入における資金計画のポイントについてご紹介します。
□マイホーム購入における資金計画について
マイホームの購入に伴って、資金計画を立てる際は、以下の点を考慮しておく必要があります。
*無理なく返済できる額はいくらか
どれくらいの額であれば、無理なく返済できるのかを事前に把握しておくことが必要です。
具体的には、年収のうち返済が占める割合を25%以下におさえておくと、無理なく返済できると言われています。
もちろん、それは1つの目安に過ぎないため、ご自身のライフスタイルやお金の使い方などを考慮して、いくらなら返済できるかをしっかりとイメージしておくと良いでしょう。
*支払える初期費用はいくらか
住宅ローンを借りる前に、初期費用をどれくらい支払えるのかを計算しておくことが大切です。
具体的には、購入代金の20〜30%を初期費用として支払うことができると理想的です。
また、初期費用の計算をする際は、急な出費に備えて、半年分の生活費は残しておくことがおすすめです。
*返済にかかる期間はどれくらいか
住宅ローンの返済期間は最長で35年ですが、毎月の返済額によっては、もっと短くすることも可能です。
また、仮に定年退職後に住宅ローンを返済するとなると、年金を使って返済しないといけないため、返済期間については注意しておくことが大切です。
□資金計画を立てるポイントについて
資金計画を立てる際は、「金利の仕組みや種類」を把握しておくことが大切です。
そこで、以下では金利の仕組みや種類について解説します。
金利の中には、「変動金利」「固定金利」「固定期間選択型」の3つがあります。
変動金利とは、経済状況に合わせて金利が変動するタイプを指します。
また、固定金利とは、経済状況とは関わらず、完済するまで金利が一定になっているタイプを指します。
最後の固定期間選択型は、変動金利と固定金利のハイブリッドであるといえます。
具体的には、固定期間選択型では、最初の一定期間は固定金利が適用され、その期間が終われば、変動金利や固定金利を選択できます。
□まとめ
今回は、マイホーム購入における資金計画のポイントについて解説しました。
資金計画を立てる際は、無理なく返済できる額や支払える初期費用の額、返済にかかる期間を把握しておくことが大切です。
また、資金計画を立てる際は、住宅ローンの返済における金利の仕組みや種類も把握しておきましょう。