吹き抜けは床面積に含まれるのか?含まれる可能性のある吹き抜けについても紹介!

床面積は、注文住宅をご検討中の方にとって、考えなければならない要素の1つです。
また、建ぺい率や容積率などといった面積による制限で、敷地内に建てられる建物の面積は変わります。

では、吹き抜けは床面積に含まれるのでしょうか。
そこで今回は、吹き抜けは床面積に含まれるのかどうかについて紹介します。

□吹き抜けは床面積に含まれるのかどうかについて

本題に入る前に、前提としてなぜ床面積について考える必要があるのかについて紹介します。

それは、建ぺい率や容積率などの面積による制限があり、敷地内に建てられる建物の面積が変わるからです。
そのため、特に注文住宅をご検討中の方は、入念に床面積について考慮しなければなりません。

さて、本題に戻りますが、結論から申しあげますと、吹き抜けは床面積に含まれません。
例えば、一階のリビングの上部に吹き抜けが設置されている場合、そこには床がないため、床面積に含まれることはありません。
ただし、吹き抜けの種類によっては床面積に含まれる可能性もありますので、床面積に含まれる吹き抜けについて、続いて紹介します。

□床面積に含まれる可能性がある吹き抜けについて

1つ目は、吹き抜けに渡り廊下が含まれている場合です。
例えば、高い場所を掃除するために、吹き抜けに渡り廊下を設置する場合がありますが、そのような場合では、床面積に含まれる可能性があります。
高い場所の清掃は困難であるため、渡り廊下を設置することで、掃除が簡単になるかもしれませんが、床面積についても考慮しておきましょう。

2つ目は、吹き抜けに猫専用の通路が含まれている場合です。
猫専用の通路は、高所に設置されていることが多く、吹き抜け部分に設置されていることも多くあります。
猫のことを想って猫専用の通路を設置したとしても、思わぬ形で床面積が増えることになってしまうため、事前に注意しておきましょう。

3つ目は、収納棚がある場合です。
収納棚の高さが吹き抜け部分まであると、その部分は床面積と判断されてしまいます。
ただ、収納棚が一階に収まっている場合は、床面積には含まれませんので、収納棚の高さには注意しましょう。
床面積に含ませないために、収納スペースをあらかじめ確保しておくことで、収納棚の高さが二階までいかないようにすることも1つの方法です。

□まとめ

今回は、床面積に吹き抜けは含まれるのかどうかについて紹介しました。
思わぬ形で床面積を増やしてしまうことがないように、あらかじめどのような吹き抜けであれば床面積に含まれてしまうのか把握しておきましょう。

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