家庭用の太陽光発電の発電量をご紹介!

太陽光発電を設置するに当たって、安定した発電量が確保できるのか気になりませんか。
初期費用が高いため、日々の発電量で採算が取れないと設置したことを後悔してしまいますよね。
そこで今回は、太陽光発電の発電量と発電量が左右される原因をご紹介します。

□一般的な家庭用の太陽光発電量とは?

太陽光発電のシステム容量は、年間に約1000kWhが発電されています。
年間の発電量から、1日あたりの発電量は約2.7kWhだと計算されますね。
また、一般家庭の太陽光発電で利用されるソーラーパネルのシステム容量は約4.5kWhだと考えられています。
システム容量とは、設置するソーラーパネルの枚数によって決まります。
そのため、屋根の面積によって、システム容量が左右されるのです。

では、システム容量4.5kWhはどのくらい使えるのでしょうか。
1日の消費電気量は、4人家族の場合で平均13〜18.5kWhなので、4.5kWhの太陽光発電は日々の電気料をしっかり節約できる量だと考えられます。

しかし、発電量の目安は、様々な要因によって変動することに注意しましょう。
建物の向きや地域によって異なりますので、自宅が必ずしも平均的な発電量を算出できるとは限らないのです。

□発電量を左右する要因とは?

*太陽光発電の性能

太陽光発電の性能は、変換効率によって変化します。
変換効率とは、太陽光からどのくらい発電できるかを表した数値で、モジュール変換効率とセル変換効率の2つがあります。
どちらも数値が高い方が変換効率が良いということになります。

*日射量

日射量が多いほど、太陽光発電量が多くなります。
日射量は、地域や季節によって異なります。
最も日射量が多い季節は夏ですが、高温でパネルの温度が上がりやすく、発電効率が落ちてしまうので、発電量が最も多いのは、4月や5月なのです。

*天候

晴天の日には発電量を十分に確保できますが、曇りの日は、晴天に比べて30〜50%程度に発電量が落ちてしまいます。
雨や雪になるとさらに発電量が落ちてしまいます。

上記3つの要素に加えて、時間帯も考慮しておくと、より正確に発電量を予測できるでしょう。
具体的には、最も日射量の多い13時から14時の時間帯に太陽光をしっかり取り入れられていると、効率的に発電できるでしょう。

□まとめ

太陽光発電を設置したけど、期待したほどの発電量が作り出されなかったということがおきないように、1日の発電量の平均や発電量の左右される要因を理解しておくことが大切です。
家の向きや太陽光発電を設置する角度によって発電量が変化するので、太陽光発電の設置を検討している方は、ぜひお気軽に当社までご相談ください。

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