「リラックスできる寝室をつくるにはどうすれば良いのだろう。」
注文住宅をお考えの方の中で、このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
睡眠の質を高めるために、寝室にはこだわりたいですよね。

そこで今回は、快適な寝室をつくるためのポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□間取りのポイントとは

寝室の間取りを考える際のポイントは、「独立性」を確保することです。
以下では、良い睡眠を妨げる3つの要因をご紹介します。
間取りを決める際にお役立てください。

1つ目は音の独立性です。

寝ている間に音が耳に入ると、どうしても睡眠の質が下がってしまいます。
そのため、寝室は、無音に近い環境づくりが重要です。
外を走る自動車の騒音や、水回りの生活音などを遮断できる間取りを心がけましょう。

2つ目は光の独立性です。

光も音とともに、良い睡眠を妨げる要因です。
街灯や車のライトが部屋に入り込まないように、窓の位置を工夫したり雨戸や遮光カーテンを使用したりして、光の独立性を確保しましょう。

3つ目はニオイ、ホコリに対する独立性です。

ニオイやホコリも睡眠の質に関わってくるので、対策が必要です。
エアコンや換気扇に頼らず、自然の通風を生かした睡眠環境の確保を心がけましょう。
窓の種類や窓の向きによって通風量は変化するので、寝室にニオイやホコリが溜まらない窓の配置を設計者と相談して決めましょう。

□寝室の内装づくりのポイントについて

快適な寝室をつくるには、間取りだけではなく、内装にも注意が必要です。
以下では、内装づくりのポイントを3つご紹介します。

1つ目は収納スペースの設置です。
寝室に収納やクローゼットがなければ、ベッド周りが散らかりやすくなってしまうでしょう。
寝室の収納には季節ごとの寝具や来客用の寝具、さらに加湿器や空気清浄機などを片付ける場合が多いです。
そのため、ある程度広めに設計することが重要です。

2つ目は寝室の広さです。
使用するベッドに合わせて部屋の大きさを決める方もいらっしゃいますが、寝室をつくる上で重要なのは、そこで暮らす方が快適だと思えるサイズ感です。
寝室で過ごす方の人数や寝具のタイプ、配置場所を検討してから、適度な部屋のサイズを見極めましょう。
また内装を設計する際に、収納の扉の開閉スペースの確保を忘れてしまう方がいらっしゃいますので、気をつけてください。

3つ目は照明です。
おしゃれな間接照明を用いて、1日の疲れた体を癒やしましょう。
明るすぎる光だと睡眠の質が下がるので、少し暗めのオレンジ色の照明がおすすめです。
寝室の内装を決める際には、ぜひ照明にもこだわってみましょう。

□まとめ

今回は、快適な寝室づくりのポイントについてご紹介しました。
寝室の快適さは、日々の生活を充実させる上で非常に重要です。
注文住宅をお考えの方は、この記事の内容をぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。