ローコスト住宅の耐久性が気になる…そんな方に詳しくご紹介します

新しい住宅を考える上で、ローコスト住宅に興味を持っている方は多いのではないでしょうか。
実際にローコスト住宅を購入すると、コストはかなり抑えられます。
しかし、安さを理由に、耐久性を不安に思われる方も多いですよね。
そこで今回は、ローコスト住宅の耐久性について、ご解説します。

 

□ローコスト住宅の耐久性について

*ローコスト住宅が安い理由

まず初めに、なぜローコスト住宅が安いのかについてご説明しましょう。

その理由は、住宅会社が主に3つの費用を抑えているからです。
3つの費用とは、具体的に建材費、広告費、人件費です。
これらの中でも建材費は住宅にかかる費用の中で、もっとも大きな割合を占めています。

それでは、どのようにして建材費を抑えているのでしょうか。
その背景には、住宅会社の努力が見受けられます。

ローコスト住宅では、間取りをあらかじめ決めているものが多いため、同じサイズの建材を大量に仕入れ、建材の単価を安く購入しています。
そのため、設計にかかる建材費も安いです。
決して、質の悪い建材を取り扱っているわけではないのでご安心ください。

また、同じサイズの建材を取り扱うため、現場で作業する時間もカットできます。
その結果として、人件費の削減に繋がっています。

 

*ローコスト住宅の耐久性

次に、ローコスト住宅の耐久性について、ご解説します。

建築基準法では、建物が地震にどの程度耐えられるかを表す指標として耐震等級が用いられます。
皆さんが住まれている住宅にも、用いられているでしょう。

実際に、長期にわたって安心して暮らせる家である、長期優良住宅には耐震等級2であることが求められます。
また、災害時に避難場所になる、警察署や消防署には耐震等級3が求められています。
そのような等級のなかで、ローコスト住宅のほとんどが耐震等級2で設計されています。
住宅において、耐震等級2の耐久性は十分であるため、ご安心ください。

さらに、オプションで外壁材や塗装を変更しておけば、耐久性や断熱性をより強くできます。
つまり、住宅を長持ちさせるポイントは、適切なメンテナンスを行うことであり、耐久性と価格はあまり関係ありません。

 

□ローコスト住宅の注意点とは

次に、ローコスト住宅を購入する上での、注意点をご紹介します。

費用が安く、耐久性が良いローコスト住宅ですが、購入時に皆さんが押さえておくべきポイントはいくつかあります。

まず、自由度が低いことです。
ローコスト住宅は、あらかじめ間取りや部屋数が決められているため、自分の思い通りにできません。
これは住宅の価格を下げるために、決められているので致し方ないですが、もし間取りや部屋数にこだわりがある方は、住宅会社に相談してみると良いでしょう。

また、必ずプラスで購入しないといけない、オプションがついている可能性があります。
これは、ローコスト住宅でたまにあるトラブルなので、契約を交わす前に、契約書や設計図をよく確認してください。

気持ちよく、新しい住宅での生活を始めるために、これらをきちんと押さえておきましょう。

 

□まとめ

ローコスト住宅でも、耐久性に問題はありません。
今回は、そのことに不安がある方に向けて、ローコスト住宅が安い理由を踏まえて、解説しました。
住宅購入は、人生に一度くらいしかない大きなお買い物です。
じっくりご検討していただき、理想の住宅を実現してください。

メニューを閉じる