注文住宅の間取りの決め方についてご紹介します

注文住宅づくりを始めるにあたり、間取りの決め方で悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
一般的に、間取りの決め方はあまり知られていません。
そこで、今回は注文住宅の間取りの決め方について、詳しくまとめました。

 

□間取りを決める際のチェックポイント

*間取りの考え方

せっかく住宅を新しくするのであれば、理想のものを作り上げたいですよね。

注文住宅づくりにおいて、間取りの考え方は人それぞれです。
まず重要なことは、家族で意見を合わせることでしょう。
そこで、具体的に共有しておきたい考え方をご紹介します。

まず、生活動線において、何を重視するかという考え方です。

例えば買い物の後に、玄関からキッチンに行く際の利便さを追及した動線をつくるのか、または、通勤の利便さ、衛生面など、こだわりはさまざまです。
お客様がいらしたときの来客動線を検討するのも良いでしょう。

さらに、間取りの設計を行う際の考え方において、周辺環境を把握して判断する方法も重要です。

例えば人通りが多い道路に面している住宅の場合、外からの視線が入りづらい間取りにする必要があります。
また、その土地の方角を参考にして、どの部屋に日光が入りやすい設計にするのかも大切な考え方です。

 

*押さえておきたいポイント

ここからは、間取りを設計する際に押さえておきたいポイントをより詳しくご紹介します。

まずは先ほどでも少し触れた、日光を意識することです。

具体的には、リビングや子ども部屋など家族が長い時間過ごす場所は太陽の光が入りやすいように設計しましょう。
それに対して、トイレや納戸などでは日当たりの優先度は低いです。

また、風通しが良くなるように設計することも大切でしょう。
一般的に窓は、北と南、西と東のように対面になるように一つの部屋に二つ以上配置すると良いと考えられています。

次に、生活動線を考える上で押さえておきたいポイントをご紹介します。

家族一人一人が快適な暮らしを実現できるように、考えることはとても大切です。
しかしそれと同じくらいに、将来の暮らしを意識して動線を配置することも重要なポイントでしょう。

一度家を建てるとその先長い間暮らす場合が多いです。
これからの子どもの成長や将来の家族構成も踏まえて判断してください。

それに加えて、生活動線においては玄関と階段の配置も大切です。
玄関の配置を考える際は、隣接している道路から玄関までの動線を検討してください。

二階建て以上の場合、玄関の配置を決めた後、階段は他の部屋への移動をより便利にすることを意識して配置すると良いでしょう。
さらに最近は、玄関にベビーカーを置いたり、ゴルフバッグやその他の趣味用品を置くスペースを確保されている方も多いです。

 

□間取りの失敗例

人生に一度か二度の大きなお買い物である注文住宅において、後悔はしたくないですよね。
そこで次にご紹介するのは、間取りの失敗例をもとに後悔を防ぐために押さえておきたいポイントです。

一番多いのは、水回りの失敗です。
中でもトイレの位置は不満が多く、寝室との位置関係が特に難しいポイントなのできちんと理解しておきましょう。

具体的には、寝室からトイレが遠すぎると夜中の用足しに不便で、反対に近すぎると水を流す音で目を覚ましてしまう可能性があります。
おすすめは、二階の寝室からアクセスしやすく、音の問題が出ない階段下にトイレを配置することです。

また、洗面所での失敗にも気をつけましょう。

押さえておきたいポイントは、朝の身支度で混み合う洗面所は広く設計するか、複数設けることです。
さらに、ドライヤーや髭剃り、ヘアアイロンが同時に使えるようにコンセントを多めに配置することもおすすめです。

他にも、間取りの失敗は起こる可能性があります。
そのため、今の暮らしの不満をあらかじめまとめておくと良いでしょう。
そして、新しい生活のシミュレーションしておくと安心ですね。

 

□まとめ

注文住宅において、間取りは難しいポイントです。
これからの新しい生活を楽しんでいただくために、ぜひ今回ご紹介した間取りの決め方を参考にしてください。

理想の住宅づくりを実現しましょう。

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