注文住宅を建てた後何にお金がかかる?かかるランニングコストをご紹介

注文住宅を建てるのにお金がかかりますが、建てた後もお金がかかります。
それは維持費、つまりランニングコストです。
注文住宅を建てる前に、ランニングコストについて、知っておきたいですよね。
今回はランニングコストについて、ご紹介します。

 

□固定資産税と都市計画税とは

 

最初に固定資産税と都市計画税がかかります。
費用の目安は10~20万円くらいと考えましょう。
これらの額を計算する場合は、固定資産税評価額が重要です。
基本的に不動産評価額の50~70パーセントで計算できます。

次に固定資産税と都市計画税の税額を計算しましょう。
固定資産税の場合は1.4パーセント、都市計画税の場合は0.3パーセントを固定資産税評価額にかけます。
ここで注意したいことは、住宅用地と新築住宅には軽減措置が適用されることです。
これらを考慮して、固定資産税と都市計画税の年額を算出できます。
将来的にかかる税額を計算したい方は、建物の経過年数によって変わるので注意しましょう。

 

□保険料や修繕費も考えよう!

 

住宅ローンの契約をする場合、火災保険の加入が義務付けられているため、支払う必要があります。
火災保険の保険金は、担保としての役割も担っています。
現在、火災保険は10年が最長契約なので、住宅ローンの返済期間中に契約を更新しましょう。

地震保険は任意の保険なので、加入するかどうか選択できます。
しかし、住宅ローンの返済期間中に地震が発生した場合、加入していなければ補償されないものが多いので、加入することをおすすめします。
地震保険料は都道府県によって額は変わりますが、保険会社によっては変わらないので、同じ都道府県にいる限り、同額ということを理解しましょう。

建物は時間が経てば建物は劣化します。
そのため、劣化した際にかかる修繕費が必要です。
どのタイミングで劣化して、修繕が必要なのかは分からないため、事前にメンテナンス費用として積み立てておくことをおすすめします。
20年~30年後に使用すると考えて、貯金しましょう。

団体信用生命保険料は、住宅ローンの債務者がいなくなった際にローンが相殺される生命保険で、ほとんどの場合、加入が必須です。
料金の支払い方は金融機関によって異なるため、事前に調べましょう。

 

□まとめ

 

今回は、注文住宅を建てた後のランニングコストについて、ご紹介しました。
注文住宅を建てる際の費用だけでなく、建てた後の費用のことも考えて、事前に費用計画を立てるとより良いでしょう。

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