「住宅ローンの減税制度は何があるのだろうか。」
このような悩みをお持ちの方は、多くいらっしゃると思います。
この記事では、2022年以降の住宅ローンの減税の内容や、減税のメリットについてご紹介します。
マイホームをお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

□2022年以降の住宅ローン減税の内容

2022年以降に居住を開始した人の住宅ローン減税の内容は、住宅ローンの年末残高に対して0.7パーセントの減税と、13年間の控除期間の2つです。
住宅ローンの返済が10年以上である場合、年末時点の残高に対して0.7パーセントの所得税が減税されます。

所得税から引ききれない場合は、住民税から減税されますが、住民税の減税額には上限が定められており、上限は9.75万円となっています。

このような控除は、誰しもが受けられるわけではありません。
住宅ローン控除が受けられるようにするには、住宅ローンの返済期間が10年以上であることや、床面積が50平方メートル以上など他にも様々な条件があります。

□減税のメリットを高める方法

住宅ローン控除は全ての条件を満たすと適用されますが、減税額を大きくするためには更に条件があります。
ここでは、減税額を大きくできるときとそうでない時の違いを2つご紹介します。

1つ目は、新築と中古で減税額が違うことです。
中古住宅の借入限度は、3000万円と一律ですが、新築住宅の場合、3000万円から最大で5000万円となります。
このような借入限度があるため、たとえ中古住宅の住宅ローン残高が3000万円を超える場合でも、控除の対象は3000万円が最大となります。

しかし、新築住宅では借入限度も中古住宅より広いため、大きな減税額が期待できます。

2つ目は、住宅の省エネ性能を高めることです。
借入限度の上限額は、省エネ性能により4段階に区別されています。
そのため、環境にやさしい長期優良住宅や低炭素住宅は、最大の5000万円借り入れることが可能です。

また、ゼロエネルギーハウスも4500万円の借入限度額が設定されており、や省エネ基準適合住宅で4000万円となっています。

□まとめ

この記事では、2022年以降の住宅ローンの減税内容や減税のメリットを高める方法をご紹介しました。
住宅ローンの減税メリットをできるだけ高めることで、マイホームを購入した後の暮らしにもゆとりが持てます。
マイホームの購入を検討されている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。