注文住宅を建てるための住宅ローンをいつ支払えば良いかご存じですか。
住宅ローンは長く見積もるものなので分からないことが多いですよね。
十分に予定を立てて計画する必要があると思います。
そこで今回は注文住宅を建てるとき住宅ローンをいつ支払えば良いのかを解説します。
□つなぎ融資とは
みなさんはつなぎ融資とは何かをご存じですか。
結論から述べますと、つなぎ融資とは住宅ローンが始まるまで、一時的に別口の融資を受けることです。
では、どのような場合につなぎ融資を利用するのでしょうか。
それは土地と建物の代金をそれぞれローン契約する2本立ての方法です。
具体的には、1本目を土地購入の住宅ローン、2本目を建物購入の住宅ローンとする契約のことです。
このときに建物完成までの間、資金を一時的に調達することがつなぎ融資です。
□1本立ての住宅ローンの特徴
注文住宅を建てる場合、土地を購入した後に土地と建物とで別々にローンを組む方法もあります。
しかしながら、土地のローン審査は通ったものの、建物のローン審査は通らないという場合があります。
これを避けるために土地と建物の住宅ローンを1本化する方法があります。
具体的なローン実行までの流れを見ていきましょう。
まず購入する土地が決定すると、早めに建築会社にプランの作成を依頼し、見積書を作成してもらいます。
次に金融機関に土地とそのプランと見積書を見せて事前審査を受けます。
そして事前審査の結果をもらったら、すぐに建築会社と工事請負契約を行い建築の確認をしてもらいます。
建築確認には1か月ほどの時間がかかるため、土地の売主には決済期間を長くしてもらいましょう。
ここで注意点を2つ述べておきます。
1つ目は、金融機関によって対応が違うことです。
金融機関によっては建築確認ができていなくても、建築会社との工事請負契約を交わしていれば本審査を受けられるところがあります。
住宅ローンの1本化をしてもらえる金融機関を探すと良いかもしれません。
2つ目は、余裕が取れるようにしておくことです。
忙しいとプランを考える時間も建築会社を比較する時間も取りにくくなります。
余裕を持つことで見積もりも大きく変わってくるでしょう。
□まとめ
今回は、住宅ローンをいつ支払えば良いのかを解説しました。
住宅が建った後、貯金を崩したくない場合にはつなぎ融資を利用することがおすすめです。
また1本立てのローンの流れを見るとわかるように、余裕があるときに行うことが重要になってきます。
今回の記事で分からないことがあればお気軽に当社にご相談ください。