注文住宅を検討している方にコストダウンさせる方法をご紹介します

注文住宅をお考えの方はいらっしゃいませんか。
住宅の購入は決して安い買い物ではないので、できるなら少しでも安く購入したいですよね。
そこで今回は、注文住宅をコストダウンさせる方法をご紹介します。

□コストダウンさせる方法とは

コストを抑えたい場合は、契約前の打ち合わせ段階で、予算と、安くで済ませたい部分を工務店に伝えることが大切です。
安く済ませるポイントとしてまずは、床面積を減らすことが大事です。
床面積が小さければ、それだけ費用を抑えられます。

ただし、図面ができる前に、床面積を減らす提案をしましょう。
単純に規模を小さくするだけだと、構造的にバランスの悪い建物になってしまうため、後から提案をしてしまうと、図面修正に大変な手間がかかってしまいます。
相手に手間をかけさせないために、計画段階から考えておきましょう。

次に、同じ面積であれば、部分2階建てよりも総2階建ての方が、費用がかかりません。
総2階建ては、1階と2階の床面積がほぼ同じなため、建築に必要な壁や建材が最も少なくて済み、建築コストが安くなります。
また、3階建てにしてしまうと、構造上の難しさから別のコストが生じる可能性があるので、同じ床面積であれば、2階建ての住宅を設計しましょう。

建築費を抑えたい場合は、壁の数を減らすために、個室を多く作るのではなく、大きな部屋を必要に応じて仕切って使うスタイルにした方が良いでしょう。
また、こだわりが特にない場合は、和室を作らない方が費用は安くなります。

□コストダウンすべきでない点とは

先ほどはコストダウンのためのポイントをお話ししてきましたが、何でも安くして良いわけではありません。
注文住宅で長年安心して暮らせるように、ここからはコストダウンしてはいけない部分をご紹介します。

まずは、耐震性や耐火性に関わる部分です。
地震や火事が起きてしまうと、大事な家族を失う恐れがあります。
万が一に備えるために、防災に関する部分のコストダウンは控えましょう。

同じように、防犯やセキュリティー面も大切です。
具体的には、鍵や扉、窓といった外構にはしっかり対策を施しましょう。

次に、断熱材のコストダウンも避けた方が良いでしょう。
安価な断熱材を使用すると、外部温度の影響を受けてしまい、夏は暑く冬は寒い家になってしまいます。

部屋の温度や湿度がうまく調整できていないと、体の調子が悪くなったり、風を引いたりする可能性があるので、むやみに安いものを選ぶのは危険と言えます。

最後に、屋根に関しても安くで済ませるのは良くありません。
屋根は雨や風から守ってくれる重要な役割を担っているので、安価な屋根材だと雨漏りのリスクが高まるでしょう。
また、建物自体の劣化を早めてしまう可能性もあります。
長期的に見て費用がかかってしまうと、最初に安くした意味がなくなるので、控えるのがおすすめです。

□まとめ

今回は、注文住宅をコストダウンさせる方法をご紹介しました。
こだわりたいところにお金を使い、それ以外は費用を抑えて住宅を建てるのが一番良いでしょう。
ぜひこの記事を参考に、ご自身の注文住宅で、費用を抑えられる部分を考えてみてください。

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