「樹脂サッシを使ったら何が良いのだろう」
注文住宅を検討している方でこのようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
確かに樹脂サッシとは何か分かりにくいですが、樹脂サッシのことを知ると取り入れたくなってしまうでしょう。
そこで今回は樹脂サッシとは何かとそのメリット、デメリットを紹介します。
□樹脂サッシについて
樹脂サッシとは窓のフレームが樹脂で作られたものです。
気温が低い環境でも、省エネで過ごしやすい環境を目指して作られました。
樹脂サッシはドイツで開発され、北米、北欧の極寒の地域で使われています。
サッシが樹脂であることは、断熱性と気密性に特に性能を発揮しています。
□メリット、デメリットについて
では、樹脂サッシのメリットはどういったものでしょうか。
そこでメリットを3つ紹介します。
1つ目は、高い断熱性です。
アルミに比べると熱伝導性が1000分の1のため、熱の出入りをかなり防げます。
この効果によって、光熱費を抑えられるでしょう。
2つ目は、結露が発生しにくいことです。
断熱性能が高いため、窓のサッシに結露が発生しにくいです。
結露が発生すると床や壁に水滴がつきカビが生えやすくなるため、結露を防ぐことでカビの発生も防いでくれるでしょう。
3つ目は、優れた防音性があることです。
先ほど記述したように樹脂サッシには優れた気密性があります。
この気密性によって室内から室外への音、そして室外から室内への音の両方を防いでくれます。
次に樹脂サッシのデメリットを2つ以下で見ていきましょう。
1つ目は、高価であることです。
これは1番のデメリットであり、アルミサッシとアルミ樹脂複合サッシに比べて価格が高価になっています。
値段を見て樹脂サッシの購入を躊躇する方も多いため、性能は良くても売り上げは1位ではありません。
しかしながら、性能が良いため、最近では広く普及してきています。
2つ目は、同じ窓でガラス面積が小さいことです。
樹脂サッシの素材は樹脂です。
そのため、強度をあげようとするとどうしても枠の太さを太くする必要があるでしょう。
アルミのように軽量で強度が高いものと比べると、やはり樹脂サッシの方が窓枠は厚くなってしまいます。
□まとめ
今回は、樹脂サッシとは何かについてとメリット、デメリットを見ていきました。
樹脂サッシはサッシの部分が樹脂で作られ、断熱性、気密性に優れたものです。
樹脂サッシを知ってから注文住宅に利用しようか迷っている方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事を参考に樹脂サッシを取り入れてみてはいかがですか。